当店のこだわり

当店のこだわり

同じ自転車でも組み立て方ひとつで乗りやすさ、耐久性は大きく変わります。
当店ではスポーツ車だけでなく、一般車(いわゆるママチャリ等)をメーカーから
箱入り(7分組の状態)で仕入れています。
ホイールバランス・各ワイヤーのグリース注入から小ネジの1つ1つにまで手を入れ、
一台一台時間をかけて入念に組立て、お客様に合わせて調整してお渡ししています。
ここでは、そんな組み立て作業の様子をご紹介いたします!

スポーツ車の組立て

組み立て工程1

こんな状態(7分組)で箱に梱包されて送られてきます。
ここから15分程で展示できる形になりますが、
当店ではいつまでも調子よくお使い頂けるように
細部まで手を入れ、調整・組立しています。

組み立て工程2

まず、前後のハブ(車軸)のベアリングがスムーズに回る様に
再調整します。メーカー出荷時はガタつきが出にくい様、
ほんの少しキツめに調整されている場合が多いです。

組み立て工程3

ホイールからタイヤを外し、振れ取り台にセットして縦・横の振れ、
及びリムがホイールのセンターに来るように調整します。
次に一旦、振れ取り台から外し横方向から力を加え、スポークの
馴染みを出した後、再度振れ取り台にセットして調整します。
これを2~3回繰り返し、横の振れだけでなく縦の振れをしっかり
調整する事で全てのスポークのテンションが揃い、振れの出にくい
丈夫なホイールになります。完成したホイールをフレームにセットし、
前後のブレーキシューの角度を調整します。

組み立て工程4

ブレーキ、シフターの各アウターケーブルを最適な長さにカットします。
この時、断面をグラインダーで垂直に整えます。
この処理をしないとアウターキャップを傷め、変速不良の原因になる
こともあります。

組み立て工程5

インナーワイヤーにグリースを塗り込みます。ブレーキとシフターでは、
それぞれに合った専用のグリースを使用しています。
そして、ブレーキインナーワイヤーの初期伸びをとってから引きしろを
調整します。

組み立て工程6組み立て工程7





(画像は確認し易いように白・ピンク・水・黄色に着色してあります。)
当店では車種ごと最適になるように、
各ワイヤーの長さ・取り回しをメーカー出荷時と変更しています。
こうすることで各インナーワイヤーの摺動抵抗が減り、
アウターケーブルでフレームを傷付ける事も少なくなります。

※こちらの2枚の画像は、クリックすると拡大画像が見られます。



組み立て工程8

ペダルにネジの焼付きを防ぐためのグリースを塗り、
クランクに取り付けます。

組み立て工程9

そしてシフターのインナーワイヤーの初期伸びをとってから、
前後のシフターを調整します。
新品のインナーワイヤーをそのまま組み付けると、時間と共に
徐々にワイヤーが伸びてきて変速が上手く決まらなくなって来ます。

組み立て工程10

フレームのスリット部(シートポストがはまる部分)のバリを軽くヤスリで
削ってから、グリースを塗ってシートポストとサドルを固定します。
何も塗らずに長期間固定してあると、腐食して固着してしまう事が
あります。
最後に反射鏡等の付属品を取付け、フレームの保護テープを貼って
完成です。

一般車の組立て

組み立て工程1

リムの縦・横の振れ、及びスポークの張り具合を調整します。
特に後輪は体重が掛かるので、張りが緩いとスポーク折れの原因に
なります。

組み立て工程2

後輪の振れ取りには、こんな専用工具を使います。

組み立て工程3

ハンドルポストとシートポストがフレームに入る部分に薄くグリースを
塗っておきます。こうしておくと、長期間の使用で錆びて固着するのを
防ぐことができます。

組み立て工程4

サドルの盗難防止対策です。(当店で考案しました) シンプルなアイデア
ですが効果抜群です。
当店ユーザーのマンションでサドル盗難が頻発した時期に、
これのおかげで被害を免れたという嬉しいご報告も頂きました。
*一部、取付けない車種があります。

組み立て工程5

前ブレーキレバーの引きが重い場合は、ブレーキ本体のバネを少し曲げて軽く引ける様に調整します。
また、前ブレーキの左右のアーチにガタつきがある時は、これも調整しておきます。ガタつきがあるまま使用すると、前ブレーキを掛けた時にスムーズに掛からず、ブレーキ本体の寿命も縮めます。

組み立て工程6

ブレーキのアジャスターにもグリースを塗布しておきます。
ここが錆び付くとブレーキシューが減った時に調整できなくなってしまいます。

組み立て工程7

ブレーキアウターケーブルを適切な長さにカットして、
中にグリースをスプレーしてからワイヤーを通し、調整します。

組み立て工程8

シフトワイヤーにも注油します。

組み立て工程9

最後に各小ネジを増し締めした後、緩み止め対策にボンドを塗って
おきます。この処理の効果で、当店で販売した自転車で小ネジが
抜け落ちた例は殆どありませんでした。